Profileピーチママ編

「食事」と「口腔内ケア」が
直接的に命に関係している事を知って
ピーチママ

私自身初めて飼ったわんちゃん(トイプードルはるちゃん17歳6ヶ月にて他界)の時代はフードの種類や運動の必要量などあまり考えておらず、かわいい!かわいい!で、ファッションやコスプレを楽しみながら犬との生活をしていました。様々な知識を得る中で良かった事は、元々私自身が【歯】オタクで、家族の歯石取りなどもやっており、20年前ではまだめずらしかった獣医師さんが行ってくれた犬の口腔ケア教室などに通い、美的理由ではるちゃんの歯をピカピカにしていた事と主人と当時中学生だった息子が体育会系だったので、運動量が豊富で足腰や内臓を鍛えていた事が未病を防ぐ最大の要因だったと後になって知りました。
ただ・・・食べ物に関しては、現在の様にホームセンターでも良質なプレミアムフードを取り扱っている時代ではありませんでしたから、セレクトショップで売っている「店主のフィルター」を通ったフード、おやつならば安心だと信じており、当時自分自身が食を学ぶ努力はしていませんでした。もっと早く手作り食に辿り着いていたら内臓が丈夫だったはるちゃんは20歳まで生きられたのではないかと後悔の想いは今も消える事はありません。

骨になってしまった
はるちゃんとエフィ君

次に迎えた盲導犬引退犬エフィ君は重度の歯周病を患っていました。お迎えと同時に11本抜歯。歯周病から始まる心臓病→腎不全で14歳の10日前に旅立ちました。
毎食後痛みを最小限に抑える為のケアをやり続け、皮膚を突き破る程の口腔内トラブルを防ぐ事はできましたが、歯周病を食い止める事など到底出来ませんでした。
もしも、歯周病でなかったら?心臓病を患うことは無かったかもしれません。心臓病でなかったら、腎不全で苦しむ事は無かったかもしれません。心臓病の治療費は4年間で200万円を超えました。そして・・・人工透析の出来ない犬にとって腎不全で命を落とす事が最も苦しい最後であるとの獣医さんの手記を目にした事もあります。
エフィ君はお迎えして半年で原発性肺がんと診断され、地元の大きな病院でセカンドピニオンを受けました。結果は余命3ヶ月。地元の名医による漢方を中心とした治療と食事指導で奇跡的に癌がどんどん小さくなり、見つけた時の1/10くらいになった小さな癌と約3年間共存し腎不全で命を落としました。腎不全の原因は歯周病。そして克服はしましたが、転移ではなく原発性という珍しい肺がんもまた、歯周病が原因である可能性が高いそうです。

骨になってしまったはるちゃんとエフィ君
1本の歯も失う事のなかった17歳半という超高齢犬だったはるちゃんの歯はびっしりと頭蓋骨に収まっていましたが、酷い歯周病だったエフィ君の歯は3本見つけるのがやっとでした。彼らが私と暮らしてくれた夢の様に楽しかった時代、磨き続けたそれぞれの歯を感謝と共にカプセル詰め込みました。
私が、自分の周りにいるたくさんのお友達わんちゃんの歯や、盲導犬たちの口腔ケアをやり始めたのはエフィ君との出会いを経験したからです。
実は、最初に飼ったトイプードルはるちゃんだけの時代、私は自分の犬の歯だけがピカピカならそれで良いと思っていました。でも引退直後のエフィ君の口の中を見た時、歯磨きをしない事の現実を目の当たりにしました。
私が他人のわんちゃんの口の中まで手を突っ込み口腔ケアを始めてしまった理由・・・それは、犬の歯周病は命を失ってしまう可能性がある程怖いものである事を知ってしまったからなのです。